パワーラインって?

パワーライントレーニングはどうやって生まれたのか?

代表/開発者  松 尾 祐 介

ワーライントレーニングは自身がケガに悩まされた事がキッカケで考案されました。

小学2年生から野球を始め、社会人野球の川崎製鉄千葉(現・JFE東日本)に進んでプロを目指し野球選手として現役時代プレーをしてきた私は度重なるケガに悩まされ続けました。肩の脱臼、関節ねずみ、腱鞘炎、肉離れ、靭帯断裂、膝蓋骨複雑骨折、アキレス腱断裂、ギックリ腰に至ってはその回数40回以上。痛み止めを服用しながらのプレー、その影響でベース上で倒れたこともあるぐらい。
ケガとの戦いには多くの時間と努力を要してました。筋力トレーニングに、可動域柔軟トレーニング、インナーマッスルトレーニング、体幹トレーニング。などなど良いといわれるトレーニング、新しいトレーニングなどを取り入れ対策を講じるのですが、なかなか結果になって表れてくれない。また、私は野球選手としては体が小さかったため、体格の勝る選手達と対等に戦うために工夫も研究もしてきたつもりでしたが、なかなか思うような成果が出せない。
そんな現役生活を送ってきました。

ケガに悩まされ、体格では劣る私が人と同じことをやっても一流選手仲間入りが出来るはずがないと、半ば諦めかけたときに更なる悲劇が。原因不明の全身麻痺に。「このままでは生活も危ういのではないか」正直、10年後の自分を想像するだけで吐き気をもよおしてました。「死」さえ頭によぎっていました。
「このままでは命さえ危ない!そうだ、今あるトレーニングをしてもダメだ!他の選手がやっていないトレーニングをしてみよう」と。

ワーライントレーニングは経験とあらゆるものの観察と深い考察から生まれました。

しかしながら、他の選手がやっていないトレーニングがそんな簡単にあるはずがない。
なぜなら、私はトレーニングについては、人一倍研究してきたし、良いと思われるトレーニングは取り入れてきた自負がありました。
そこで考えたのが、自分自身のためのトレーニングを自分で開発してみようと・・・
どうせダメなら、ダメもとでやってみるしかないと自分のためのトレーニング方法の開発を始めました。

まず始めたことは得意分野の野球の映像を「トレーニングを開発する」という観点で見ました。中でも既にメジャーリーガーとして活躍していたイチロー選手の映像をこれでもかというくらい見て、自分なりに観察し、分析しました。
今まで一流選手のテクニックを盗もうと映像を見てきた時には見落としていた共通する動作(身のこなし)が見えてきたのです。
パワーが持ち味のプレイヤー、俊敏性が持ち味のプレイヤー、テクニックが持ち味のプレイヤーとプレイスタイルが異なるのに、共通する動作(身のこなし)があることに気づきました。
その気づきは野球だけでなく、他の競技にもあてはまるのか?

づきは確信に変わり、さらに発見はエスカレートしました。

何かを発見したかもしれないという喜びと興奮で、様々な競技のトップアスリートの映像を動作(身のこなし)に着目し多くの時間を費やしたところ、そこでも共通する動作(身のこなし)があったことが解りました。
ついに興味はスポーツという競技を超え、野生動物の映像を見続け、動作(身のこなし)までも映像分析しました。
野生動物の動きは小さい頃からずっと興味があり見続けていたので、一流選手の動きと繋がることは楽しくてしかたなかったです。

各競技独特のテクニックを見ないで、体の動き(特に部位の動き)に着目していた私には、はっきりと共通点を見出せることが出来ました。

次に始めたことは、見出した体の動きを自分自身の体で再現してみることでした。
イメージの中には、どのような身のこなしをすれば良いのか?出来上がっているのですが、自らの体を動かしてみるとなかなかイメージどおりの身のこなしが出来ない。
自撮りした映像を確認し、何処に意識を持っていき、どのように体を操作すれば良いのか?自問自答しながら。
また、映像を解析するだけでなく運動生理学の勉学に励み知識を補いながらトップアスリートの身のこなしを体得していきました。

ワーライントレーニングの誕生

その中で、トップアスリートの身のこなしを体感できるトレーニングメニューを確立する事が出来ました。

「もしかしたら自分と同じような悩みで苦しんでいる人がいるのではないか!」
辛く苦しんだ経験を、そして光が射してきたこの感動を、トップアスリートを目指す選手達や未来の選手達へ、コーチやトレーナーという形でぶつけてみよう。
トップアスリートを目指す選手へお役立ちしたいという気持ちがメラメラとわいてきました。

私の開発中のトレーニングは、トップアスリートの身のこなしを体感することができるトレーニングです。まだまだ進化の途中ですが、このトレーニングで世界が変わっていくことは確実です。
今ではトップアスリート、野生動物だけではなく、トップアーティストや専門分野の達人、更には世界的に流行しているマンガや昔の人が創った仏像などにも、共通点を見つけ出し核心に近づいています。
より多くの人の役に立つために、パワーライントレーニングはこれからも進化し続けていきます。

パワーライン理論の考え方をちょっと公開

ワーライントレーニングの根本

これまでのトレーニングの常識というのは、「正しいフォームで投げる・打つ」「股関節を意識する」といったことを通して、「機能」を高めることがベースになっていると思います。一方で私が着目したのは、「動物としての動き」。例えば猫が高いところから地面に着地するとき、ケガをしないように衝撃を吸収する動きを自然にやります。それは頭を使ってしようと考えるのではなく、もともと身体に備わったセンスからくるものです。そのセンス、つまり「感性」を磨いていこうというのが「パワーライントレーニング」の根本となっています。

んなこと、ありませんか?

どんな競技ステージであっても、「前日にたくさん練習して何かをつかんだのに、翌日に同じことができない」ということは ありませんか?
そんな時、機能を高める練習しかしていないと、機能しなくなったものに対して何もできなくなってしまいます。
しかし、「どこをどう動かせば感覚がよくなるか」を意識した、感性を磨くトレーニングを常日頃からしていると、今のコンディションがいいか悪いかをすぐに察知でき、どう動けばいいのかを導き出すことができます。状態の悪い日があっても、自分で修正できるようになるのです。そして感性がしっかり備わっていれば、「機能」は自ずと高めることができます。

レーニングしているのは筋肉や神経などの「機能」を司る「感性」

例えば、イチロー選手とダルビッシュ有選手は、共にメジャーリーグで大活躍していますが、イチロー選手は身体を大きくせずにしなやかさで勝負をし、ダルビッシュ選手は筋トレで身体を大きくしてパワーをつけて勝負しています。
一見、身体づくりに関して異なるアプローチをしているように思える2人ですが、私の観点で見ると、この2人にはたくさんの共通点があります。
つまり、アプローチは違っても、前提にある「身体の感性の使い方」は、どの一流アスリートも共通して同じものをもっているということです。

ワーラインの役目

若い選手やアマチュア選手の多くが、そしてプロのアスリートでさえ、その感性の使い方に気づけていない人はたくさんいます。それに気づけるようにしていくのがパワーラインの役目です。
私は、プロになれるような人はもともとの身体機能が違うとずっと思ってきましたが、感性の存在に気づいてからは、そんなことはないとわかりました。「機能」に着目すると、一流選手アスリートと一般のスポーツ愛好家とには大きな差があるかと思いますが、「感性」に着目すれば、どんな子供でも・どんな選手でも偉大な選手になれる可能性があります。

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